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【編入合格体験記】神戸大学理学部惑星学科

 

【編入合格体験記】神戸大学理学部惑星学科

今更ですが,1年前に受けた編入試験のことについて受験報告書に沿って書きたいと思います.高専生にはぜひとも読んでほしいです!!



どうも皆さんこんにちは!

ライターのヒロヤ(サイト垢→@hiroya_lab/個人垢→@hiroya_lab2)です!

 

このブログでは初投稿となります(笑)

最近コロナがまた猛威を振るってきていますが皆さまは無事にお過ごしでしょうか??

僕は,学校がない日はほぼ家にこもって課題に追われていたり,趣味をしていたりしてます(笑)

 

それはさておき今回何について書くかというと僕の過去の第三年次編入の受験についてのことです.もうかれこれ1年経つのですが,編入についての記事についてあまり見かけないので書いてみることにしました.私は高専出身なのですが、なぜ工学ではなくて理学に進んだかというと宇宙に関することを学びたいと思ったからです.高専にいながらそういう気持ちになった人にはぜひとも読んでもらいたいと思っています!

 

ただの宣伝ですが,以下に私が過去にかいた記事(別ブログにて書いた記事)を貼っておきます.主に中学生・高校生向きに数学の定期テストのコツについて書いてありますので,興味があればぜひ合わせてご覧ください.

 

 数学の定期テスト0点~50点から80点に上げる方法を記載↓↓

hiroya-s.hateblo.jp

 

 

以下が目次となります!詳しい編入試験の内容を真っ先に知りたい方は1章は飛ばして2章をお読みください.目次はクリックすると行きたい章または節にスキップします.

 

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1章 編入試験のためにしたこと

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この章では,編入試験のために受験勉強をしたことを述べていきたいと思います.僕が受けた際に出てきた英語・数学・物理の筆記試験対策等をなどのことです.ちなみに惑星学科の僕の時の試験内容は軽く言うと(3章にて詳細を語る),一日目は英語・数学・物理の筆記試験があります.ここで一日目終了時点で合格発表があります.それに合格すれば二日目には面接・プレゼン試験を受けることになります.

ちなみに編入試験とは,大学3年に入学するための試験でして,主に高専生・大学生が受けます.工学に関しては圧倒的に高専生が多いかと思います.

 

 

英語

惑星学科の筆記試験の内容は英語・物理・数学でした.

まずは英語ですね.

英語に関しては,TOEICだけを勉強していました.惑星学科では僕の場合英語の試験があったのですが,TOEICの勉強で全然どうにかなると思います. 

 

TOEIC高専4年の10月(2018年10月)に最初受けました.

その時に受けたTOEICの点数は580点です.

その次に受けたのが翌月の11月で点数は615点でした.

その次に受けたのが2019年1月で点数は650点でした.

 

正直TOEICに関して,かなり苦手でその時何を勉強したらいいのかよくわかっていませんでした.なのでうやむやに様々な参考書をしていました.

 

これじゃだめだなと思い,TOEIC得意な人にコツを聞いてみるとかえってきた一言が

「一つの公式問題集を何回もやればいいよ」

という言葉でした.

 そのアドバイスに忠実に従ってやってみたところ,高専5年(2019年4月)に受けたTOEIC745点まで上がりました.

700点の壁はでかいと言われていたので正直めちゃくちゃうれしかったです.といっても賢い人から見れば多分全く高くないと思います.しかし受験では戦えるレベルなのでここで終わっときました.

 

僕がしたこととしては,

1つの公式の問題集を何回もこなして満点取れるまでやること

だけです!!

正直TOEICは文法や語彙がある程度ある人はこれで十分だと思います.文法や語彙に自信がない人はそれの自分の気にいった参考書に取り組んでみてください

 

参考までに僕が使用した公式問題集やおすすめの文法や語彙の参考書を載せておきます.

 

TOEICの公式問題集はこれを使用しました.

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 

高専のときに参考書として持っていて,非常に分かりやすいのでおすすめです.

総合英語Forest 7th Edition

 

高専3年次の時のTOEICIPのときの対策のためにこれを使用しました.見やすさ的には普通ですが単語量が多いので語彙力は確実に上がります.

TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター

 

 

数学

数学を本格的に勉強し始めたのは2019年3月の春休みで受験の4か月前です.正直他の人に比べてし始めたのが遅いと思います. 勉強した内容について高専生ではおなじみの編入数学徹底研究を2周くらいしました.あと,ネット等で調べて公式の証明を暗記しました(口頭試問対策).以下にリンクを貼っておきます.

 

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

 

正直,惑星学科の数学の問題は編入数学をやっとけば十分だと思います.しかし惑星学科の編入試験はかなりイレギュラーで毎年試験内容が変わります.必ずしも数学の筆記試験があるとは限りませんが念のためにやっておくとよいでしょう.これは英語などほかの教科にも言えます.

 

 

物理

 試験内容の最後の物理に関して,僕はある程度自信があったので(根拠のない自信)ほとんどしませんでした.唯一したことが受験の2か月前から高専の時に学校で教科書として使っていた物理と力学と電磁気の教科書を見返していたぐらいです.公式を確認する程度に使いました.以下にリンクを貼っておきます.

 

高専のときに使用していた教科書.力学を見直すのに使用.非常に分かりやすいのでお勧め.

ビジュアルアプローチ 力学

 

高専のときに使用していた教科書.難しい.

高専の物理 第5版

 

高専のときに使用していた教科書.ちょっとむずいかも

新版 電磁気学の基礎

 

惑星学科の物理の試験では力学を理解していたら9割点数が取れるような感じでした.電磁気は一切出ませんでした.出た問題の詳しい内容は三章にて解説します.

 

 

経済学

 安心してください.惑星学科の試験には一切関係ありませんし出てきません.もしも、、もしも経済学部を受けようかなと思っている方が見ていたら,一応受験勉強していたので,参考書を紹介だけしておきます.その時に使用した参考書のリンクを貼っておきます.興味がある方はご覧ください.ちなみに神戸大学経済学部の編入試験は経済学に関して以下の二つの参考書で十分だそうです.

 

↓ミクロ経済で使用した参考書.すごく図解的で分かりやすいです!!僕の好きなゲーム理論も載っています.

試験攻略入門塾 速習!ミクロ経済学

 

↓マクロ経済で使用した参考書.これもすごく図解的で分かりやすいです!!為替が好きな人は勉強してみてもいいかも?

速習!マクロ経済学―試験攻略入門塾

 

 

その他

惑星学科の試験では,口頭試問があるのですが,その時にアカデミックな宇宙関連な内容を聞かれたらどうしようという恐怖感からサイエンスの雑誌はじめ,日々の宇宙関連のニュース等をひたすらチェックしていました. 今思えば,うちの学科は地球系がほとんどなのでこんなことする必要なかったなと思います(笑)

 

そして,口頭試問で聞かれるであろう志望理由や得意なことなどをまとめて,発表の練習をしました.

 

また惑星学科の試験では,プレゼンという謎の試験があったのですが,それに関して受験一か月前に課題が送られます.その課題には以下の二つがありました.

・図から分かる火山噴火分布についての考察

・図から分かる宇宙の放射性同位体についての考察

の二つです.これらはどちらとも図があってそれについて言えることを考えて来いみたいなもので,どちらか一つを選んで当日それについて発表することでした.僕は迷わず火山を選びました.理由は化学が苦手で

放射性同位体ってなんか難しそう,火山なら中学の時に習ってるしなんとかなりそう」

みたいな感じで決めたと思います(笑)

なので,受験一か月前はこのプレゼンの準備を優先して取り組みました.もちろんうちの高専には地学の先生などおらず,無理無理物理の先生にお願いして頑張って準備をしました.

 

 

 

 

 

2章 本番の試験について(神戸大学理学部惑星学科)

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さあ,この章では実際に受けた試験について事細かに解説していきたいと思います.

 

 

1次試験

神戸大学理学部惑星学科は,1次試験と2次試験の二段構成です.というかこれに関しては神戸大学のどの学部学科でも同じだと思います.2次試験は1次試験を合格した人だけが受けます.そして,2次試験に合格すると晴れて春から大学に通うことができるという感じです.

 

 じゃあ,一次試験(2019年7月7日)はどんなことをしたのかというと前章にも出た通り筆記試験と短い面接のようなものでした.午前中に筆記試験,午後に面接みたいな感じです.筆記試験は数学・物理・英語の三科目です.時間は数学・物理併せて1時間,英語30分でした.

出た内容は以下になります.

 

数学:偏微分の計算,内積外積の計算,行列の直交化に関する問題の大問3つの構成

物理:惑星運動に関する問題,粘性抵抗に関する問題,熱力学の等式の証明・等温変化に関する問題の大問3つの構成

英語:長文問題(和訳×2,本文の要約)

 

難易度的には簡単だったと思います.前章でも言った通り僕はあまり受験勉強していなかったのですがなんとかなりました(笑)

本当に基礎さえ押さえていれば解けるような問題ばかりでした.僕自身物理以外は満点だと感じました.

 

そして筆記試験が終わった後に,午後から面接のようなものがありました.志望理由とかいう面接ではなく,試験の出来や履修状況の確認等を行う感じのものでした.

 

これも特につまずきなく終わらせました.

 

そして1次試験の合格発表まで待機します.正直ドキドキしかなかったですね.落ちたら経済学部頑張ろって思ってました.

 

そして、、、見事合格して二次試験へ進めることができました!

ちなみに僕の時は全体で9人志願者いたらしいのですが,合格したのは4人でした.半分も減るのかい!!!って思いました.

 

 

2次試験

 1次試験の翌日(7月8日)に2次試験がありました.2次試験はプレゼンと面接でした.はいここで,プレゼンとは何ぞやって思う人が思うでしょう.2章でも説明しましたがここでも言っておくと,あらかじめテキスト(課題が2つあり一つを選択)が送付されて予習してそれを当日プレゼンで発表するような感じでした.

その課題の内容は以下になります.

・図から分かる火山噴火分布についての考察

・図から分かる宇宙の放射性同位体についての考察

の二つです.これらはどちらとも図があってそれについて言えることを考えて来いみたいなもので,どちらか一つを選んで当日それについて発表することでした.僕は迷わず火山を選びました.理由は化学が苦手で

放射性同位体ってなんか難しそう,火山なら中学の時に習ってるしなんとかなりそう」

みたいな感じで決めたと思います(笑)

なので,受験一か月前はこのプレゼンの準備を優先して取り組みました.もちろんうちの高専には地学の先生などおらず,無理無理物理の先生にお願いして頑張って準備をしました.

 

そして、、、本番に挑みました.しかし、、、

結果は,しっかりと話せはしたのですが,先生にめちゃくちゃ質問攻め諭されて正直まずいと当時は思っていました.しかしながら大学に入学してからある先生に聞いたところ火山を選んだのが僕だけだったらしくて火山学専攻の先生なので選んでくれたことをうれしく思い質問をバシバシしていたようです(笑)

 

そして,そのまま面接がありました.志望理由や自己アピール,他に併願校があるかどうか聞かれました.

プレゼンで心を折られてしまいたどたどしくはなったのですがなんとかやり切りました(笑) これも入学してから聞いた話なのですが,面接で重要視していたのは礼儀・態度とかじゃなくて内容だったようです.

 

当時は内心面接でしくじったと思ったのでだめだと思ってました、、、、

 

 

合否

そして,合否なのですが後日ネットに掲載されたものを見るとなんと合格していました(笑).というか一次試験を通った人全員合格していたのです! 

合格に関して僕の場合は成績に救われたのかなと思っています(もちろん筆記試験もできたのですが、、).高専での成績は良かったので,それが功を奏したのかなというのが正直なところです.

 

 

 

 

 

さいごに

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 いかがだったでしょうか?

全体的な感想として,特殊な試験だったと感じます.さらに惑星学科では毎年試験内容が変わります.ですのでもしもここを受けようとしている方がいればその都度私のこの記事やほかのサイトを参考にしつつ対策をしっかりしてください!

僕自身あまり編入の試験勉強をしなかったのですから,この記事を見て,

「俺(私)この人より勉強しているぞ」

という方は自信を持って受験勉強頑張ってください!きっとその努力は報われます.またお会いしましょう.

 

P.S.

 

最後に、

少しでも私の記事が力になってもらえれば幸いです(*^-^*)

 

 

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 また、以下の記事に私の簡単な自己紹介とどういうサイト(このサイトではなくてメインの方)を作っていくのかをまとめていますので、ぜひ目を通してみてください!

 

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